代表者ごあいさつ

カナツ技建工業は、1938年(昭和13年)の創業以来一貫して技術本位・品質重視の経営に努め、土木・建築・下水処理施設などの社会資本整備とそのメンテナンスを通じて、住みよい地域づくりのお手伝いをしてまいりました。
近年では、上水施設の運営管理、住宅事業の拡充、リノベーション事業で広島・福岡に進出するなど業容を拡大しております。
そして、2024年で弊社は法人設立70周年(創業86年)を迎えることができました。
これもひとえに支えていただいている皆様のお陰であると心より感謝申し上げます。

 

しかし、世の中は今、大きな転換期を迎えています。
大きな社会インパクトはその後の暮らしや経済を大きく変えるといわれますが、コロナ以降、我々を取り巻く環境は大きく変化し、そのスピードを加速しています。少子高齢化を背景として深刻化する人手不足、そのことによる供給制約、地域経済の疲弊、数十年に亘り動かなかった物価や賃金、そして金利の上昇など、近年、激変する経営環境は枚挙にいとまがありません。
さらに企業ではDXによる生産性向上や脱炭素への取組みなども強く求められています。
その中でも成長発展し続けるためには、それらの大きな変化を大きな機会と捉えて様々な挑戦をし続けていく必要があります。

 

そして、その挑戦の核となるのは「技術サービスによる価値創造」です。
従来からの建設事業、上下水道インフラ事業を行う企業という枠を超えて、高度化・多様化・複雑化し続ける社会や顧客の課題に対して、「先を行く、他と違う、心動かす、どこか新しい価値」を追求していきます。
また、「創ります!感動・笑顔・人・未来」のコーポレート・スローガンにあるように、ステークホルダーに感動と笑顔をもたらすとともに、社会に有用な人財を育て、未来を切り拓く、そんな企業を目指しています。
そのことによって、社員が誇れる企業・お客様から頼られる企業・地域から愛される企業となり、今後も地域の発展に貢献できるよう尽力してまいります。

代表取締役社長
金津 式彦